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【BackWPup】WordPressを確実にバックアップ!

      2015/05/12

突然のデータ消失はとても恐いものです。
一生懸命作成したブログが、ある日突然無くなってしまう。
世間を騒がせたファーストサーバーのデータ消失事件から、もう2年も経っているんですね。

それだけではなくデータ改ざんも、公開している限り発生するリスクは高いです。
私がまだプロバイダーのスペシャリスト対応をやっていた大昔、Gumblarによる被害が恐ろしいほどになっていました。
どの程度かというと、専用窓口ができるくらい。

そんな状況になった時にさくっとデータを復旧できるよう、バックアップを作成しておくと安心です。
BackWPupを使用すれば、カンタンに必要なデータをバックアップできます。

設定項目が多い分、記事も長いですがおつきあいください。
解説はバージョン 3.1.4を利用しています。

BackWPupとは

海外製のプラグインなのですが、日本語にも対応しています。
設定項目も日本語なので、詳しくはわからなくても直感で設定が可能です。

WordPressをデータベースだけではなく本体のファイルまで全てバックアップします。
バックアップ先もサーバー内だけではなく、メールやストレージサービス等の外部に保存ができるので、リスク分散も可能です。
またCornが使用できるサーバなら、バックアップを自動で作成してくれるので楽ちんです。

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インストール方法

他のプラグインと同様、管理画面上でインストールが完結します。

  1. 左メニューのプラグインにある「新規追加」をクリック
  2. 右上の検索窓に「backwpup」と入力してEnter / Return
  3. BackWPupの「今すぐインストール」をクリック
  4. 画面が変わったら「プラグインを有効化」をクリック

有効化が完了すると、左メニューと管理バーに「BackWPup」が表示されます。

バックアップの設定

左メニューのBackWPupから、「新規ジョブを追加」をクリックします。
BackWPupでの「ジョブ」とは、バックアップ作成のスケジュールになります。

「一般」タブ

ジョブ名

複数作成するとき等、識別しやすいようにわかりやすい名前にします。

私は「ふたしずく:フルバックアップ」にしました。

ジョブタスク

何をバックアップするかを選択します。
最低でも上ふたつは必須かなと思いますが、好みになります。

名称 説明 きさらの設定
データベースのバックアップ MySQLのテーブル全て
ファイルのバックアップ 全てのファイル
WordPressのXMLエクスポート エクスポートファイル ×
インストール済みプラグインリスト プラグインのリスト ×
データベーステーブルをチェック データベーステーブルの破損をチェック ×

バックアップファイルの作成

ファイル名(アーカイブ名)と圧縮形式を選択します。
アーカイブ名は変更しなくても大丈夫。
形式はPCで解凍するかや圧縮率、圧縮速度等いろいろな観点で選ぶのがいいでしょう。
私はなじんでいるというそれだけでTar GZipを選択しています。
会社でソースコードもらうのは、ほとんど.tar.gzなんですよ

ジョブの伝送先

どこにバックアップを作成するかを選びます。
これは好みでOKなのですが、必ずサーバー外にも送信するようにすること。
リスク分散で必須です。

ログファイル

バックアップのログをメールで送信する設定です。
エラーが発生したときのみでも大丈夫なので、必ず設定しましょう。

「スケジュール」タブ

バックアップのタイミングを設定しています。

ジョブスケジュール

Cornが使用できるサーバーなら、WordPressのcronを選択しましょう。
難しい設定が不要で、自動的にバックアップを作成します。

実行時間をスケジュール

詳しく設定する高度もありますが、基本でも全く問題ありません。
あまり期間が長いといざというときに必要なバックアップがなくて困りますが、期間が短すぎるとサーバーへの負荷も気になります。
投稿ペースやコメントを貰う頻度で決めるといいでしょう。
私は毎日、アクセス数が一番少ない夜明け前に設定しています。

「DBバックアップ」タブ

「一般」タブで「データベースのバックアップ」をチェックすると表示されます。
データベースのバックアップ方法を設定します。

バックアップするテーブル

どのデータベーステーブルをバックアップするかを選択します。
全部チェックを入れて問題はありませんが、バックアップしないテーブルがあるのならチェックは外してください。
私はデータベースに全く詳しくないので、全部にチェックを入れています。

バックアップファイル名

書き出したデータベーステーブルのファイル名になります。
デフォルトのままで問題ありません。

バックアップファイルの圧縮

最終的にまとめて圧縮されるので、なしで問題ありません。
多少サーバーに負荷がかかっても少しでも圧縮したいなら、GZipを選択します。

「ファイル」タブ

「一般」タブで「ファイルのバックアップ」をチェックすると表示されます。
バックアップするファイルを選択します。

バックアップするフォルダ

今後使う可能性が低いテーマにチェックを入れる以外は、デフォルトで問題ありません。
自分でアップロードしたコンテンツがあるなら、「バックアップするその他のフォルダ」に絶対パスで記載します。
複数ある場合は改行して次の行に記載しましょう。
カンマでも区切ることができるのですが、見づらくなってしまうので。

バックアップから除外

これはデフォルトのままで問題ありません。
サムネイルファイルも自作だという人は、「アップロードサムネイル」にチェックを入れましょう。これはWordpressが作成したサムネイルに対するオプションなので。

特別なオプション

ここもデフォルトのままで問題ありません。

「XMLエクスポート」タブ

「一般」タブで「WordPressのXMLエクスポート」をチェックすると表示されます。
エクスポートする項目を選択します。
私はDBのバックアップで十分なので設定は行っていません。

「プラグイン」タブ

「一般」タブで「インストール済みプラグインリスト」をチェックすると表示されます。
単純にリストアップするだけなので、特に必要ないと考えて私は設定していません。

「DBチェック」タブ

「一般」タブで「データベーステーブルをチェック」をチェックすると表示されます。
修復も行ってくれるのですが、その分サーバーの負荷もあがります。
壊れたら消して入れ直せばいい精神のため、私は設定していません。

「宛先:フォルダ」タブ

「一般」タブで「フォルダにバックアップ」をチェックすると表示されます。
Wordpressをインストールしているサーバー内にバックアップします。

サーバーのデータが消えることを考えてのバックアップなので、ここだけにバックアップするのはちょっとリスキーかなと思います。
逆にデータの破損に対するバックアップなら、ひとつのサーバー内で完結するのであってもいいかなとも思います。
サーバーの容量と負荷しだいですね。

「宛先:メール」タブ

「一般」タブで「メールでバックアップを送信」をチェックすると表示されます。
送信先のメールアドレスと、最大ファイルサイズを設定します。

メールだと色々不安があるので、私は設定していません。
ファイルサイズを大きくしたら送信にNGがかかったり、受信にNGがかかったりする可能性がありますし。

 

「宛先:FTP」タブ

「一般」タブで「FTPにバックアップ」をチェックすると表示されます。
サーバーはサーバーなのですが、別のサーバーにバックアップを保存します。
その為のFTP設定を行います。

別のサーバーを契約しているなら信頼できるのでしょうが、私は契約していないので設定していません。
設定する場合はSSL-FTP推奨です。セキュリティは少しでも高い方が安心なので。

 

「宛先:(外部サービス)」タブ

「一般」タブで「(外部サービス)にバックアップ」をチェックすると表示されます。
Dropbox、S3、Microsoft Azure、Rackspace、SugarSyncが選択可能です。

無料かつなじみが深いので、私はDropboxを選択しています。
Dropboxの設定方法は以下の通りです。

Dropboxのアプリ認証コードを取得

Dropboxのアプリ認証コードを取得

まずは「Dropboxのアプリ認証コードを取得」をクリックします。
バックアップジョブを複数作成するなら「Dropboxのフル認証コードを取得」でもOKです。

Dropboxにログイン

次にDropboxにログインします。
必ず自分のアカウントでログインしてくださいね。

BackWPupを承認

BackWPupを承認

するとこの画面になるので、アクセスを許可します。
キャンセルすると設定できないので注意。

認証コードを取得

認証コードを取得

承認すると認証コードが表示されます。
自動入力されないので、コードをコピーしてください。

認証コードの入力

認証コードの入力

ここまで来たらWordpressの画面に戻って、コピーした認証コードを貼り付けます。
フルアクセスを選択した場合は、下の方に入力してください。

あとはファイルを保存するフォルダと、バックアップ数を設定すれば完了です。

他に利用者が多いのはS3とSugarSyncでしょうか。
設定方法は多少の差はあれどだいたい同じで、認証キーの入力と、同期フォルダの設定です。

バックアップにエラーが発生した場合

いざバックアップを開始すると、こんなエラーが出てしまいました。

[09-5月-2015 03:00:40] エラー: MySQLi拡張モジュールが見つかりませんでした。それをインストールしてください。

色々調べてわかった結果ですが、すごく簡単なことでした。
サーバーがBackWPupの要求スペックを満たしていなかったんですね。
具体的に言うと、PHPのバージョンが低かった。

BackWPupは次の要件が必要になります。

Requirements
WordPress 3.4 and PHP 5.2.7 required!
To use the Plugin with full functionality PHP 5.3.3 with mysqli, FTP,gz, bz2, ZipArchive and curl is needed.
Plugin functions that don’t work because of your server settings, will not be displayed in admin area.

ロリポップは初期でPHP5.3と記載されています。
もしかしてマイナーバージョンまでは記載されていないのですが、PHP5.3.3未満ではないかと考えました。
ということで、PHPのバージョンアップを実施してPHP5.4へ。

見事にエラーが解消されました :lol:

「MySQLi拡張モジュールが見つかりませんでした」のエラーが出る場合は、PHPのバージョンアップを行えばだいたい解決します。

まとめ

かなり設定項目が多いのですが、絞れば初心者でも簡単に設定が可能です。
細かいところまでみっちりと設定できるので、投稿頻度が高い人やスキルの高い人も満足できるのではないでしょうか。

バックアップエラーが送信されてきたらしっかり対処、これだけ気をつけていれば放置でも安心なプラグインです。

 

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